外国為替がなぜ?どのような理由によって変動するのかを知ること
は非常に重要です。一般的に、円相場に影響を与える要因としては、
対ドルで考えた場合、以下の要因が挙げられます。
●米国経済赤字
●地政学的リスク
●原油価格
●景気動向
●米国利上げ
●為替介入
<米国経済赤字>
米国経済赤字(アメリカの貿易による赤字)は、国の信用力を落とし、
財政赤字とともにドル安要因です。
2つを合わせて「双子の赤字」などとよばれています。
経常赤字であるということは、アメリカが外国にドルを支払って物を
購入するほうが、ドルをもらって物を売るより多い事になります。
その結果、ドルを受け取った国では、ドルを売って自国通貨を買う
という動きが起るので、ドル売りからドル安の要因となります。
経常赤字は日本円に対して完全に連動しているわけではなく、全て
の主要国通貨の例を比較して考えてみた場合、経常赤字が増えれ
ばドル安になるという関係にあることは否定出来ないようです。
<地政学的リスク>
冷戦時代もテロや戦争が勃発すると、よく「有事のドル買い」などと
いわれ、ドルが買われました。しかし、最近では、テロやイラク情勢
などアメリカ自身に関わる有事が多い状態にあります。
このため、基軸通貨としてのドルは完全に信用を失い、かつての力
を失った今、有事のドル売りがおこっています。
<景気動向>
日本の景気がよくなると市場参加者が考える事により円高が形成
され、それとは逆に、アメリカの景気が実際によくなりますと、市場
参加者が考えればドル高になります。
日本株が上昇すれば、円資金が必要となるため円高の要因となり
ますのでこうした要素が常にからんできます。
<原油高>
最近では原油高の高騰に伴いドル安が進む事が多いようです。
以前は円安になる事が多かったのですが、最近の市場は原油価格
の高騰は、アメリカ経済に対しての悪影響のほうが大きいと判断し
ているように見受けられます。
上述した事をアナリストのごとく情報収集しながら分析する必要は
全くありません。こういったことが起ると為替の変動要因になると
だけ覚える程度で十分ですのでご安心ください。
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